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健康探検団の季節便り。

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杜仲茶の考察

私は新人なので今「杜仲茶」についていろいろ勉強しております。
ご存知と思いますが私の勉強のため付き合ってください。


杜仲とは?
杜仲の木は、非常に珍しい樹木。6千万年も前からこの地球上に存在し、氷河期をも乗り越えてきたと言われる、中国中央部原産の落葉樹です。中国では古くから漢方として利用されており、日本でも樹皮は医薬品、葉は健康に良いお茶として、広く親しまれています。
杜仲茶の考察_a0120869_23574762.jpg
   
これが杜仲の木です。
正確には因島杜仲生産組合の生産者の杜仲の木です。葉っぱが大きいと思います。

杜仲は、20年程度で高さが20mにも達する落葉高木で、雌花をつける株と雄花をつける株の区別がある雌雄異株(しゆういしゅ)の樹木です。トチュウ目トチュウ科を構成する唯一の種で、現在は中国原産の1種類しか存在していません。
実は、杜仲が最も繁殖していたのは、恐竜時代末期の6千万年前頃から6百万年前のこと。その当時には多くの地域で、いろいろな種類の杜仲が存在していたようで、中央ヨーロッパ、北米、そして日本と、世界の各地で杜仲の化石が見つかっています。恐竜さえも絶滅した氷河期に杜仲の木も大きな打撃を受け、生き伸びたのは1種類だけ。今、私たちが目にしている杜仲は、そのような果てしない過去から現在に至るまで、力強く生命をつないできたたくましい植物なのです。このような経緯から、杜仲は「現代の生きた化石植物」とも呼ばれています。

 杜仲の原産国である中国では、数千年も前から杜仲の「樹皮」を医食同源の食品として利用していました。杜仲の樹皮に含まれるリグナン成分は、抗ストレス、更年期障害、血圧降下、滋養強壮に有用であることが現代の医学でも証明されており、日本でも樹皮は医薬品に指定されています。

やっぱり杜仲の木はすごいですね。「氷河時代を生きいて来た木」 
これだけでも生命力かんじますよね。
by tankendan | 2010-09-10 00:12 | はせがわ